ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

はったりで裏世界の頂点を目指す「トカゲの王」🦎

こんばんは

 

相変わらず仕事には一切追われていないのに、GYAOの配信期限に常に追われているエリオです。週3話更新は大変( ´△`)

 

と、遠回しに更新が遅れている言い訳をしているのですm(_ _)mししはた更新からもう4日も過ぎてる…

 

 

今日はトカゲの王電撃文庫を投稿します。全5巻。異能力者同士のバトルです。

 

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トカゲの王 著者:入間人間 イラスト:ブリキ

 

 

帯のセリフかっけーですよね!もちろん1巻の、です。

俺というのは主人公の五十川石竜子(いそがわとかげ)くんのことです。中学3年生。

1巻の表紙に書いてあるSDCはストーンドラゴンチルドレンの略です。これに関するつっこみは禁止!笑 

 

彼は中二病です。それとがっつり。

中二病キャラはどうも苦手です。材木座義輝といい春日恒太といい…

春日恒太に至ってはクセが強すぎて羽月莉音の帝国5巻が読めません(;´д`)とても面白いのですが

 

 

…話が逸れましたm(_ _)m

そんな中二病の石竜子ですが、なんと

 

 

本当に異能力が使えるのです!

 

ただし、その能力は「眼の色を変える」…だけ。

 

石竜子はこの能力を「リペイント」と呼んでいます。そして能力覚醒の第一段階にすぎないとも。しかし異能力としては弱すぎますよね?

異能力と言うか、手品です(´△`)

第一戦いになった場合全く使えません。

 

この能力でできることと言えば、そう。

 

 

ギアスごっこだけですね!

 

作中にも出てきますし笑

五十川石竜子が命じる!ってね

 

あと、この世界には『神様』が存在します。カリスマ宗教家として人間の頂点に立つ人物。名前はシラサギ

その神は少女で背中から光る翼が生えています。コスプレとかではなく、本当に生えているのです。

 

 

夏休みの日曜日。石竜子はこの能力を知っている(と言うか知られてしまった)数少ない友人の鹿川成美と駄弁って、ファストフード店から出ると、向かい側には同じ学校の海島達彦巣鴨(美人)がいました。彼らはいわゆる不良と呼ばれる人たちです。

 

不良少年&少女に見つからないように、石竜子はビルの隙間を通って帰ろうとします。成美もそれに続きます。

 

すると、その隙間から電話をしながらこちらに来る人影が。

その人物は少年で、全身を白く纏ってケータイも白。そして赤い眼。

少年に『神様』の姿を重ねて不快になる石竜子。

少年が通り過ぎた後、ふたりがいる上からぼたぼたと何かが落ちてきました。

 

ペンキ?と言う成美ですが…それは生温かく。赤くて。生臭い。

 

つまりは血が。血が上から降ってきたのです。

絶叫してテンパる石竜子。意外と落ち着いている成美。

 

そのふたりに先程通り過ぎた少年がどうぞ、と頭に巻いていたスカーフを渡してきます。

上で何かあった?殺人事件?スカーフ洗って返そうか?と言うふたりに少年は奇妙なことを口にします。

 

「今の血については気にしなくていいよ。せっかく『そっち』の世界にいるんだからさ」

 

 

血の出所が気になった石竜子ですが、返り血を浴びたような格好になっているので一旦帰ることに。

 

夜。廃ビルの4階にひとりでいる石竜子。家で過ごさないのは彼が両親に嫌われているからです。宗教(『神様』)に傾倒する両親が石竜子の能力を恐れ、悪魔の子と嫌ったためです。

 

能力覚醒の修行ということで、廃ビルを声を上げながら走り回る石竜子。

いつもなら何もない廃ビルなのに、この日は違いました。

いきなり窓ガラスが割れる音が鳴り響きます。

これにビビる石竜子。

階段(窓ガラスが割れた方)での脱出は困難とみた石竜子は、縄ばしごで4階から降ります。

3階まで来た時に、急に。

 

縄ばしごの片方が切れました。

 

 

なんとか3階の開いている窓からビル内に戻る石竜子。しかしなぜでしょう?廃ビルの窓が開いている…これは間違いなく誰かがいるということです。

そして夜景の中、向かいのビルから誰かがこちらを見ているのです。

しかし石竜子が何とか入った部屋には異臭が…

 

そこには血だまりとうずくまる男がいました。

男の右手は指が2本しかありません。

その瀕死の男は石竜子に何かを必死に伝えようとしているようですが…

 

 

非日常を心の底から望んでいた石竜子。

しかし非日常は唐突に。

本当に唐突に石竜子の元にやってくるのでした。

もう『そっち』の世界へ後戻りはできない…

 

 

眼の色を変えるだけの能力。

ですが相手にこの能力がいかにすごい能力で恐ろしい能力であるか。はったりを利かし、相手を騙し抜き自分を騙し味方を増やすことで、石竜子がどのようにこの世界の頂点に登りつめるのか。

彼の中二病の言動が意外にもはったりに向いています。

 

 

完結はしてませんが、一区切りついてます。

異能力者同士の殺し合いなので、描写はけっこう過激だと思います。あとまだまだ能力者が登場します。ハラハラドキドキしながら読めます。石竜子の能力が見破られたら終わり、ですから!

 

 

それでは〜ノシ