ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

立華高校マーチングバンドへようこそ(響け!ユーフォニアムシリーズ)

こんにちは。

インフルではありませんでしたが、ひどい風邪で更新がかなり遅れてしまいました。

滅多に風邪は引かないのですがね

 

さて、無事に風邪とバイバイできたことなので投稿しますよ〜٩(ᐛ)و

 

今日は「立華高校マーチングバンドへようこそ(響け!ユーフォニアムシリーズ)」宝島社文庫です。

また本編すっ飛ばして番外編投稿するっていう…初版だけど帯どこ行った(゚o゚;;

 

f:id:eriomio965:20191221143028j:plain

立華高校マーチングバンドへようこそ(響け!ユーフォニアムシリーズ) 著者:武田綾乃 イラスト:アサダニッキ

 

こちらの番外編は前後編の全2巻です。京都が舞台なので基本はどのキャラも関西弁です。関東から来た学生もいるので標準語をしゃべるキャラももちろんいます。

楽器、音楽用語等は説明せずにサラッと書いていくよ!(おい)

 

部活に青春を捧げる少年少女たちの熱い話…だとわたしは感じています。本編のユーフォニアムは好きすぎて冴えカノより文字数多くなりそうだから、あえて紹介しないかもしれません(ナンダソレ…)

 

番外編の本作も本編同様、部活に一生懸命な姿に感動します。それは嬉しい楽しい大好き〜♪

 

…失礼。嬉しい、楽しいだけではなく、悲しい、苦しい、痛い…そのような青春の影(?)になるであろう場面もリアルに描かれていてとても気に入っています。

 

 

と、なにやら青春に暑苦しいエリオですが、ハイキューにどっぷりハマっているので大目に見てやって下さい(;´Д`)いやマジ最高泣けりゅ

 

 

 

本作の主人公は私立立華高校1年、佐々木梓です。彼女は本編の主人公で北宇治高校1年の黄前久美子とは中学が一緒で、吹奏楽部でも一緒に活動していました。なので梓はユーフォニアム本編でもたびたび登場して、久美子と会話します。

 

5月。冒頭も梓と久美子の会話から始まります。別々の高校に通うことになったふたり、次に会うのは吹奏楽コンクールだと。

 

そして立華高校に入学して2ヶ月ほど過ぎた頃から話が始まります。

教室。3限から4限の休み時間、弁当を食べ終わる梓…

 

早弁!?

 

これはあれです、お昼は練習に費やすためです。梓が通う立華高校はマーチングコンテストで全国金賞、吹奏楽コンクールでも優秀な成績を収めている強豪校です。

そしてコンクールに出場するメンバーは限られていて、コンクール毎にメンバーを変える…

 

完全実力主義の世界です。先輩後輩関係ありません。

 

ちなみに梓が担当する楽器はトロンボーンです。そしてしっかりものでお節介な性格です。

それはクラスメイトで同じ吹奏楽部員の名瀬あみか初心者)に毎日練習のメニューを考えちゃうほど。

 

昼休み。梓とあみかは昼練のため音楽室へ。その途中で同じ1年生の西条花音美音(双子)と合流して向かいます。花音はフルート担当、美音はオーボエ担当です。マーチングの時はカラーガード担当になります。

からーがーど??

マーチングにおいてフラッグ等用いて視覚的な表現をするパートです。

 

梓たちはジャージに着替え、1年生の指導係橋本杏奈(2年生、トロンボーン担当で梓とは同中出身)の指導のもと、楽器無しで歩幅を合わせる練習をします。

トロンボーン担当の1年生は他に戸川志保的場太一がいます。ふたりとも中学から吹奏楽部に所属しています。これで表紙のトロンボーン1年4人が全員揃った!

 

強豪校ゆえの厳しい練習や叱責の毎日。これから大会に向けて演奏曲『シング・シング・シング』のステップ練習が始まります。

マーチングなので暗譜は当たり前、吹けて当たり前。これが前提なのです((((;゚Д゚)))))))

 

しかし梓は立ち止まりません。初めて立華高校の吹部練習に参加した時に、顧問の先生が新入部員に告げたことが忘れられないから。

 

 

「立華やないと行けへん場所に、私がアンタらを連れてったるわ」

 

 

 

そんな大変な毎日を送っていますが、

トロンボーン1年生4人も力を合わせてコンクールに臨もう!

 

…とはなりません。ならないのですよ(-。-;みんな笑顔でウルトラハッピーとは

 

それはあみかの存在です。吹奏楽の強豪校である立華高校吹奏楽部に初心者で入部したあみか。いいんですよ?入るのは。でもやっぱりスタートラインが全然違うんですよね。

経験者は簡単にできる所をあみかはできない。梓は世話焼きだから全然気にしていないのですが、志保が…

 

志保はハッキリと梓に言いました。

 

「私はあの子の面倒みてる余裕ない」

 

それに対し梓はあみかの面倒全部見るから(笑顔)と返し、あみかを下に見ていた志保は自己嫌悪に…

 

 

この様な青春の複雑な感情や人間模様も、大きな目標のためのスパイスだと思って読み進めていけば、その後には感動が待っているとエリオは思います。トロンボーン1年生組がどうなるか。

 

本作含めユーフォニアムシリーズにもう少し早く出会っていたら、わたしは間違いなく吹奏楽部に入部していたでしょう。

それくらいグッとくる熱い作品なので、是非読んでほしいです。こちらも映像化しないかなぁ…

 

わたしは吹奏楽の知識ゼロだったので、楽器や音楽用語、それに楽曲はわからないこと多かったですね。特に楽曲は登場するたびにYouTubeで検索して聴いて、

 

こ、これかー!!知ってる!!

 

ってひとりでテンション上がってました٩(ᐛ)و

聴けばわかる曲ばかりです。音楽用語はすぐにググりました。ググってもよーわからん(´△`)ググりのリンクが止まらない

 

本編以外の話が長くなりましたが、この辺で。

長く休んでいた分ペースを上げたいと思うエリオなのであった、後半へ~続く(続かない)。