ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

迫るオートマタコンテスト。そんな中、人間と吸血鬼は再び二分されるバトル・ファンタジー「リベリオ・マキナ3—《白檀式改》桜花の到達点—」

こんばんは。

明日はFateの映画観に行くぞ〜と意気込んで映画館のHP観たらひと月程延期と書かれていてまぁ仕方ないかと思ったエリオです。

 

 

今日は「リベリオ・マキナ3—《白檀式改》桜花の到達点—」電撃文庫を紹介したいと思います。

読みながらふと思って確認したら、1巻と2巻をまとめて紹介していたと気付きました( ˙-˙ )

その内2巻の紹介もしようと思います。

 

 

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リベリオ・マキナ3—《白檀式改》桜花の到達点— 著者:ミサキナギ イラスト:れい亜

 

サブタイの《白檀式改》桜花さくら)というのはカノンがコンテストのために作ったオートマタです。外見は可愛いツインテ幼女(^ω^)

その見た目に反しておそらく最強クラスのオートマタです。カノンは15歳という年齢で春海の作った《白檀式》に匹敵するものを作ってしまったのですから。

 

 

 

2巻のオートマタ博覧会(ディーツェ・フェア)から1週間後、ヘルヴァイツ共和国の首都イエッセル

会場でその博覧会の主催者であるメティスグループ(世界一のオートマタメーカー)のCEOエリック=ハウエルズによって軍事用オートマタ《HW式》(ハーヴェーしき)が発表され、吸血鬼排斥運動が激化の一途をたどる中

 

 

水無月文月(ユーリ)リタはそれぞれ武器を持って雪合戦(というか殺し合い?)の真っ最中でし

 

 

って、何やってんだよ

 

 

というのも水無月と文月の暗器が直ったか確かめるため。やりすぎだよぅ

 

 

とりあえず簡単に人物のおさらいをすると

 

水無月と文月は対吸血鬼戦闘用オートマタ絡繰騎士《白檀式》と呼ばれる人間と大差ないオートマタ。

 

彼らを制作したのは天才技師、白檀春海カノンは春海の娘です。

しかしケルナーの悲劇と呼ばれる《白檀式》の暴走により、春海自身も殺され大公家だった白檀家は追放され、カノンは身分を隠して高校生活を送っています。

水無月も《白檀式》オートマタというのを隠してカノンの元、普通の(?)高校生として生活を送っています。

 

ユーリはハウエルズをマスターとしていて、前巻でマスターを裏切る形になり、現在はカノンと水無月と一緒に生活しています。

 

リタは吸血鬼王ローゼンベルクの娘(第三王女)で、《赤の乙女部隊》を率いる紅髪の少女です。

水無月ラヴ。

 

 

 

現在に戻り。

博覧会に行ったカノンたちはハウエルズが7年前のケルナーの悲劇を起こした張本人で、春海を殺し《白檀式》のプログラムを書き換えた。

それに加えて生きている吸血鬼の脳を取り出して、オートマタの人工頭脳に使っているという恐ろしい事実も判明します。

 

白檀春海と《白檀式》の無実を明らかにする。そのためにはハウエルズの罪を暴く必要がある。という結論に至ります。

そのハウエルズはカノンを自分の会社に入社させようとしていてもちろんカノンは断ります。

 

 

そんな中。カノンたちの高校の先生でもあり、大公家とカノンのパイプ役でもなるマイヤーから電話がかかって来ます。

カノンと水無月は待ち合わせ場所に向かいます。

 

 

エッセル中央の喫茶店にて。すでに軍事用オートマタがイエッセル全域に配置されています。

そこでマイヤーから告げられたのは

 

 

大公家を追放されてから毎月支払われていた資金援助が今月で最後だということ。

 

 

そしてもうひとつ。

 

ハウエルズがカノンを妻として迎えたい。来月24日に16歳(結婚できる年)を迎えたその日に。

という内容で。

 

カノンは断りますが、断ると資金援助してもらえず生活していくのが不可能になり、ハウエルズと結婚するしか選択肢がないということに。

 

そんなカノンに水無月

 

 

「カノン、ハウエルズと結婚しろ。俺は応援するぞ」

 

 

……

 

 

この発言でふたりの仲は険悪に。カノンも水無月のメンテもせず部屋にこもりっぱなし。

 

翌日。リタとユーリには当然叱責されます。

そして結婚について理解した水無月

 

 

「カノンがあいつと家族になる?冗談じゃないぞ!」

 

 

あんれー???

 

 

そこにドアベルが鳴り、カノンを呼ぶ声が。

大きなスーツケースを持った女性が4人。カノンが部屋から出ると

 

 

 

「「「「ご婚約、おめでとうございます!」」」」

 

 

ウェディングドレスに式場にハネムーン先に指輪…

実力行使をするハウエルズ問答無用ですね( ´△)

 

 

カノンの誕生日=結婚まであとひと月。

そして高校生オートマタコンテストも近づいていて校内選考まで残り2週間。

 

 

そんな緊迫した中。リタが吸血鬼兄妹を助けるため、軍事用オートマタに攻撃をしてしまいます。

でもそれは吸血鬼がひどい扱いを受けているのを目の当たりにしたからで

 

その結果、7年続いたイエッセル条約は破棄され、吸血鬼は戸籍を抹消されて皆ヘルヴァイツを出ることになります。

 

 

これによりコンテストのコンセプトも変わってしまい、、、

どうなってしまうのでしょう???

同時にカノンの母、春海の名誉と正当な評価を取り戻すたたかいにも注目です。

 

 

 

かなり緊迫した状況ではありますが、遊園地に行って桜花を勉強させるシーンは楽しく読めました。遊園地を訓練場だと思っている水無月…(-; )

カノンの歯車オタクっぷりも変わらずです(笑)

 

そしてタイトルの通り、ふたりの関係は新たな段階へ移ります(//∇//)いやこれはもう完全にバカップr

 

バトルシーンはもちろん楽しかったのですが、

カノンがオートマタに求めること。水無月(オートマタ)が存在する意味。とても感動する内容でもありました。

 

 

2巻から始まったハウエルズとの戦いは終息を迎えつつ4巻へと続きます。

それでは〜ノシ