ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

ヒロイン全員が嘘をついている!?でも彼女たちの愛は本物。失った記憶を取り戻し、真相を究明するSM(少しミステリー)ラブコメ「嘘嘘嘘、でも愛してる」

こんばんは。

始まりましたGW、もといステイホーム週間(エリオは明日仕事)。大量の積ん読消化を予定してます。予定は未定

 

 

さて。今回も前回と同レーベル作品である「嘘嘘嘘、でも愛してる」ファンタジア文庫を紹介したいと思います。

なんと!ファンタジア大賞の金賞+橘公司賞を受賞したラノベなのですよ!

エリオこういうのに弱いのです。金色に輝く帯につい目が(笑)こうして積ん読が増えるのであった。めでたしめでたくはない_`)

 

 

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嘘嘘嘘、でも愛してる 著者:川田戯曲 イラスト:アシマ

 

 

ブコメにミステリー、おまけに感動と。駆け抜けるように読んでしまいました。ラブコメパートいちゃいちゃしすぎぃ!!(^-^;

ちなみにSMってのはあとがきで作者さんが言ってた言葉です。

 

 

 

 

「どういうタイプの女が好きかしら?」

 

 

いきなり3人の美少女に貧乳か巨乳、それか普乳(ふつにゅう)どれが好きなのかと問われる主人公(くー助)。なんだフツニュウって(笑)

 

返答に困る質問をして、姦しく騒ぎ立てる3人。

そんな彼女たちに対するくー助の返しは

 

 

「そんで?お前ら一体誰よ」

 

 

ん???

 

 

高校2年生の10月半ば。くー助(本名不明)は公園の近くで車にはねられ頭を打ち、記憶を全て失ってしまったのです。現在病院でリハビリ中。

 

逆行性健忘と呼ばれる病気で文字の読み書きや生活に必要な名前は覚えているのですが他人との記憶、家族との思い出。それらを全て失ってしまったのです。

 

 

そんなくー助と事故前まで親しくしていた(?)3人の美少女(表紙の3人)。

〈人物紹介はドラゴンマガジン2020年5月号も参考にしました〉

 

まず1人目。色町紙織(いろまちしおり)。

大人っぽい印象の黒髪ロング美人(巨乳)。くー助のクラスメイトで、席は隣。くー助のことを「くーたん」と呼びます。いつも一緒にお昼(色町手作り)を食べる関係。ヤンデレ属性入り気味。

 

2人目。花屋敷花蓮(はなやしきかれん)。

活発な茶髪ショートのスポーツ美人(普乳)。くー助とは小学校から一緒の幼なじみ。くー助のことを「くーくん」と呼びます。そしてM…マリアじゃないよ!マゾの方!女子サッカー部所属。

 

そして最後、3人目。雪縫霙(ゆきぬいみぞれ)。

銀髪ミディアムのスレンダー美人(貧乳)。くー助との関係はわからないが、仲のいい女友達。くー助のことを「くーさん」と呼びます。思ってることをすぐ口に出す毒舌な一面があるがメンタルは弱め。

 

 

と簡単な自己紹介を終えたけど、まだ何も思い出せないくー助。彼女たちの距離感にもドギマギ

 

思いの外無事だったくー助は来週には退院して学校に戻れると聞いて安心する色町。

色町はくー助しか友達がいなくてそしてくー助も友達は色町しかいないという事も発覚!∑(Д)

花屋敷は美人3人がお見舞いに来たのだからとフォロー、雪縫は大爆笑(^-^;

 

 

退院して数日後。

くー助は雪縫と一緒に登校します。記憶以外は無事なので2人は他愛もない話をしながら学校へ向かいます。

 

自分のクラス前で雪縫と別れ、いざ教室へ。みんながくー助を見るけど、その目は困惑気味で

そんな中、

「おはよう、くー助くん。」

 

と三つ編みメガネの女子がやってきて、くー助の席へ案内します。

そこへ色町もやってきて席を案内したのは委員長の雛山もえだと教えてくれました。

 

そこでくー助はふと思ったことを色町に聞きます。なんでクラスに色町以外の友達がいないのか。

どうやら入学したての頃インフルにかかってしまい友達を作る機会を逃して、そのままズルズルと今日まで来てしまったとか。悲しい!どっかのヒキタニ君思い出すね!;∀;)

 

昼休み。

くー助は色町とあーんをしながらランチを食べて、楽しくラブコメっていたら

 

 

みしり、

 

 

それはくー助の頭にドリルで穴を開けられるような頭痛で。次の瞬間。

彼が失っていた記憶が少し、見えたのでした。 

(作中では記憶喪失の部分は太字で記載)

 

それはくー助が色町を初めてお昼に誘った場面でした。

 

そしてそれが嬉しくなったくー助は席を立ち、色町の後ろに近づくとバックハグ!

 

教室です(+周りの冷ややかな視線)

 

この記憶が少し戻ったのをきっかけに、くー助はより多くの記憶を取り戻したいと思うようになります。

 

 

放課後。

くー助は色町以外のふたりを探すため、学校をウロウロ。

そして花屋敷を見つけます。向こうも気付き、ふたりは一緒に帰ることに。

花屋敷のアホ発言にツッコミをしつつ、くー助は色町と話をしていたら記憶が少し戻ったことを彼女に説明します。昔していたことを再現してくれないか?と。

 

すると突然花屋敷はくー助の手を強く繋いだのです。

すると。後頭部に鈍痛が襲います。

また失っていた記憶が少し、戻ったのです。

 

それはくー助と花屋敷が雪道をふたりで手を繋いで歩いている場面でした。

 

それを聞いた花屋敷はくー助を抱きしめます。

「好き、嫌いじゃないの。一番、大切だったんだよ」

 

 

翌日の放課後。

くー助は3人のうち残るひとり、雪縫を探すため校内をウロウロ。見つからずに諦めていると自分のクラスの階で彼女を発見。

昨日ふたりにも話したことを雪縫にも話しました。記憶を取り戻すことに協力してくれと。

   

快諾する雪縫。それは他の2人とは違くて。

実は他のふたりの協力は含みのある言い方で

 

できることなら、思い出さなくていい

 

という意味合いがあるようでした。

 

快諾したものの、上手く説明ができない雪縫。記憶を取り戻す協力は今度の日曜にデートをするということで話はまとまります。

 

 

その夜。

事故にあった公園の近くに来たくー助。

やっぱり何も思い出せないかと思っていたら、公園の前をスカート姿の女性が通ったのが見えて。

その時。脳内にけたたましいアラートが鳴り響きます。また記憶が少し戻ったのでした。

 

 

しかし。その記憶は、くー助を困惑させるもので

 

誰かが自分を殺そうとしていた。

くー助は誰かに背中を押され、その結果車にひかれたのだと。

 

そしてその場から走り出す背中とスカートは、くー助が通う九ノ里高校の制服だったのです!

となるとそれを行ったのはあの3人のうちの誰か

 

くー助は全ての記憶を取り戻そうと決めたのです。

記憶を取り戻すことは、自分を殺そうとした犯人を捜すことになる

それをすべて知ったうえで、くー助はどう行動するのか?

 

 

ブコメパート面白かったです。ヒロインたちのボケとくー助のツッコミ最高٩ )و

色町の問題発言とか花屋敷の料理とか雪縫が意外と大食いなところとかとにかく楽しかったです!

そして記憶が少しずつ戻る場面。次の記憶は?と気になり最後まで一気に読んでしまいました。

 

かなり長くなってしまいましたm(_ _)m

それでは〜ノシ