ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

クーラーのリモコンのため昨日に戻り、てんやわんやの大騒ぎ!!小説×舞台のコラボ作品「四畳半タイムマシンブルース」

こんばんは。お久しぶりです。

暑い日々が続きますね。

白内障と診断され早3ヶ月弱いよいよ手術が近づいて来ました。もう本も読みにくさ半端ないので、この更新以降はしばらく休みますm(_ _)m

 

今日は「四畳半タイムマシンブルース」(角川文芸)を紹介しようと思います。

 

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四畳半タイムマシンブルース 著者:森見登美彦 原案:上田誠

 

……

 

あー最近全然ラノベ紹介してないじゃん!と言う意見はスルーさせていただきますね〜

 

この本の作者森見登美彦さんの小説「四畳半神話大系」と上田誠さんが原案で舞台や映画にもなっている「サマータイムマシン・ブルース」がコラボした作品となっております。

 

しかし。先に報告しますが私エリオ四畳半神話大系」は持っているのですが、「サマータイムマシン・ブルース」は観たことありませんm(_ _)mそして「四畳半神話大系」も記憶が

 

じゃあなんで買ったんだよ!って突っ込まれそうですが上田誠さんが脚本を担当されたアニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」と「ペンギン・ハイウェイ」が好きだから買ったのです。もちろん小説も好きです。

 

という訳で。そんな事前知識浅めのエリオが紹介するということで悪しからず(>人<;)

 

 

舞台は真夏の京都。812日。昼下がり。

 

学生アパート下鴨幽水荘(おんぼろ)の209号室にて。

大学3年の「(主人公)」は友人(悪友?)の小津と四畳半で向かい合っています。

 

上半身裸で(!?)

 

クーラーがあるアパート唯一の部屋なのに、クーラーは使わずに扇風機と窓全開。

 

なぜなのか?理由は昨夜クーラーのお通夜が行わr

 

クーラーのお通夜ぁ???

 

 

つまりはクーラーが動かないのです。クーラーのリモコンがコーラに浸かったので

その犯人は「私」の前にいる小津。

 

全く反省しない小津に「私」はぬれ手拭いで彼を叩き、彼も「私」を叩きそれが楽しくなってリズミカルに叩き合っていると、

 

 

「仲良きことは阿呆らしきかな」

 

 

声の主は後輩の明石さん。彼女は映画サークル「みそぎ」に所属するクールビューティー。ただつくる映画は軒並みポンコツ

ちなみに小津もこのサークルに所属しています。

 

 

「一瞬、なんらかのセクシャルな営みかと思いました」

 

 

と明石さん。上半身裸の男が四畳半で叩き合っているんだもの、無理もありません_`)

 

さて、なぜ明石さんが「私」の部屋を訪ねて来たかというとリモコンの修理を電器屋に頼んでいたからです!

 

 

明石さん「ご愁傷様です(合掌)」

 

 

しかし彼らの祈りも虚しく、リモコンは直りませんでした。

買い換える余裕などある訳もなく

 

話題は隣の210号室に住む樋口清太郎の話題へ。彼は万年学生でアパートのヌシと呼ばれる得体の知れない存在で、なんと!明石さんは彼を師匠と呼ぶのです(なんでだ)

ついでに小津も樋口の弟子です。

 

そして816日の五山送り火見物に話は移り、小津は樋口と見物に行くことが決まっています。

「私」が気になる明石さんはというと

 

 

「他の人と行く約束をしましたから」

 

 

なにっ(ω)

誰と行くんですかと聞く小津に

 

「どうしてそんなことを報告しなければならないのですか?」

 

……

 

 

明石さんをこのまま灼熱の四畳半へ居てもらう訳にもいかず、ひとまず廊下へと促す「私」。

その廊下も多少涼しいだけで、倉庫から溢れ出たガラクタが沢山置かれてなんだか圧迫感が。

 

3人は明石さんのノートパソコンで昨日撮影したポンコツ映画を視聴していると

 

「あのう、すいません」

 

下鴨幽水荘の方ですよね?と話しかけてきた男。

その男(モッサリ君)は何から何までとにかくモッサリしていてこのアパートに越してきたわけではないのに樋口は知っている(・・;)

しかし樋口はモッサリ君のことは知らないという。

 

続けて撮った映画を観ていたらあることに気付いた明石さん。その映像には小津が2人映っていました。まさかの双子!?

しかし小津からそんな話は聞いたことがなく今小津は樋口と大家さんの所へ行っているので確認できず。

 

そこに映画サークルのボス城ヶ崎と樋口と城ヶ崎の友人である羽貫さんが現れました。羽貫さんは社会人です。

そこでの噛み合わない会話で「私」が昨日もこんな場面があったなと思い出します。その時、

 

「おまえら、これ何だと思う?」

 

城ヶ崎が見つめるその先にあったのは1枚に赤い座席が真ん中にあり、その前にはレバーやパネルやらがあり。

 

既視感がある一同。エリオもあるぞ

 

ドラ◯えもんですよね!

え!?◯が隠れてない!?ま、いっか

 

明石さんがポツリ、

 

「タイムマシンだったりして」

 

 

タイムマシンを前にした「私」はリモコン復活のため、ある方法を試みます。

そしてそれは思わる混乱を巻き起こすのです。

 

 

果たしてリモコンは復活し、「私」は有意義な夏を過ごすことができるのでしょうか!?

そして「私」の恋の行方は!?

とても楽しく読めました。

今回は割愛しましたが、明石さんのポンコツ映画撮影場面も面白かったです。

そして森見さんの小説を読むといつも思うのです、自分が京都に住んでいたらな〜って。

 

本棚から探して「四畳半神話大系」もう一度読んでみようと思いました。

サマータイムマシン・ブルース」の映画も気になるんですよね。若かりし頃のムロツヨシさん出てるみたいで(笑)エリオは親バカ青春白書好きで観てるんですよね。

 

 

次はおそらくラノベ紹介します。スパイ教室!更新はいつになるやら

今回は話がそれまくりましたが、それでは〜ノシ