ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

ジャンルはミステリー?アクション?ラブコメ?「探偵はもう、死んでいる。」

こんばんは。

 

 

最近リゼロ 以外で久々にMF文庫を買って読んだので紹介したいと思います。とーっても面白かったので!

「探偵はもう、死んでいる。」MF文庫Jです。

初回限定でリバーシブルカバー仕様(SS &イラスト)なので透明なカバーどうしよめっちゃ可愛い絵なんですよねぐへへ

 

 

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探偵はもう、死んでいる 著者:二語十 イラスト:うみぼうず



 

 

現在1巻刊行中で、今月2巻が出るようです。MF文庫ですが、300ページ超えとボリューミーです。

しかし章の節がかなり細かく分かれていて(伝わっているかな???)、とても読みやすいです。

第一章からもう鳥肌が((((;゚Д)))))))

 

 

ジャンルは探偵だからミステリーでしょ!と思うかも知れませんが、バトルシーンもありますし、会話はとても面白いですし。ラブコメ感はあまり感じませんでした。ミステリーよりアクションが印象に残っています。

まあ?面白ければ?ジャンルはカンケーないよねm(._.)m

 

 

それにしてもこのタイトル、気になりますよね?

 

 

主人公は18歳の高校3年生、君塚君彦(表紙の男子)。死んだ探偵の助手元助手です。

そして、ものすんごい巻き込まれ体質です。

 

探偵の名前はシエスタ(表紙の白髪の子)。これは本名ではなく、コードネームです。とにかく謎の多い少女(と言っても年齢も不明)で、

武器はマスケット銃を使います(!?)

 

探偵なのに銃?しかもマスケット銃ですよ!

 

シエスタはただの探偵ではなく、

 

世界の敵と戦う探偵なのです(!?!?)

 

君彦は4年前にシエスタに出会い、それから彼女が死ぬまでの3年間世界中を飛び回っていました。

 

 

 

君彦とシエスタの出会いは4年前、上空1万メートルつまり飛行機の中でした。

 

「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?」

 

CAさんが呼びかけて(どんな状況だよぅ)、シエスタ

 

「はい、私は探偵です」

 

と言って、君彦の隣で立ち上がったのが始まりです。

この時君彦はまだ14歳、中身もわからないアタッシュケースを持って海外へ向かっているこわ

 

わたしが知る中で一番やっかいな巻き込まれ体質のやつです(・・;)

 

 

 

そして彼女が亡くなり…1年間、君彦は日本で普通の高校生として過ごしていました。

ただ君彦は巻き込まれ体質のおかげ(せい?)か、しばしば新聞に載るような手助けをして、町のヒーロー的な扱いを受けています。

 

 

ある日の放課後。教室。

そんなお手柄高校生の噂を聞いて、君彦に依頼してくる女生徒が。

その依頼主、初対面のはずなのにいきなり君彦を抱きしめ胸をかす彼女の名前は夏凪渚(なつなぎなぎさ)。ややMっ気あr…あぁ何でもないですはい(´Д`A倍殺しとかやめて!!

 

 

「人を、探してるの」

 

そう真剣な眼差しで言う渚。

そこにかつての面影を感じた君彦は探偵ではなく、助手でいいなら。と言って引き受けます。

誰を探してるんだ?と聞く君彦に渚はこう答えます。

 

 

「さあ、それは分からない。あんたには、あたしが探してる人を探してほしいの」

 

 

 

え!?!?

 

 

 

渚が性別も国も年齢も何もかも知らない人物(作中ではXと仮定)に会いたくなったきっかけは1年前、

 

心臓移植をして、命が助かったから。

 

彼女は小さい頃から心臓に疾患があったようです。

こう説明する渚に君彦はすぐさま

 

「記憶転移」

Xの正体は元の心臓の持ち主が会いたがっている人物だ、と言いました。これで問題は解決♪さて帰ろ

 

 

渚「ここで帰るとか言ったら倍殺しだから」

 

 

((((;゚Д)))))))

 

とにかく手伝えと言う渚に約束を反故にする訳にもいかず、引き受けることに。

 

 

 

翌日。駅前。

Xの居場所の前に、渚を救ったドナーを調べると言って向かった先は

 

 

病院ではなく警視庁。けーしちょー???

 

 

 

君彦は病院にはないが警視庁にはツテがあるようで

その刑事の名前は加瀬風靡(かせふうび)。ひとりで軍隊一個分の戦闘力を持つ(え?)女性警部補。

これも巻き込まれ体質が招いたものですね(・・;)君彦がこの街で起こる犯罪の実に七割七割の第一発見者なのです。すげぇ

 

ドナー情報を個人に開示することはできないと言う風靡さんですが、お前たちが勝手に後を付けて来るなら好きにしろということで別荘に向かいます。

 

別荘というのは隠語で刑務所のことです(初耳でした)。

風靡さんの後に続くふたりがたどり着いた場所は、地下の最奥部。鋼の小部屋。

そこに座っているものが、今回ドナーを見つけてくれるのです。

 

 

名前は《コウモリ》。彼は人間ではありません。

人造人間です。

一度聞いた心臓の音を忘れない彼が渚の心臓の音を聞き、自分のデータベースと照合させ、Xを特定することに。

 

すんなり君彦たちに協力する《コウモリ》ですが、彼はSPES(スペース)》という組織に在籍して、この人造人間から成る組織はシエスタと敵対していました。シエスタ亡き後は停戦状態。

 

君彦とシエスタの出会いの飛行機にも《コウモリ》は同乗して、ハイジャックをしました。シエスタたちによって未遂に終わりましたが。

 

 

君彦とシエスタ、それに《コウモリ》の過去話を聞いて、超危険人物じゃんと距離をとる渚。

 

しかし。

もう心臓の音の判別は済んでいるという《コウモリ》。

 

 

なぜこのタイミングで昔話をしたのか

 

 

そして渚は以前君彦を抱きしめたのは、心臓の持ち主がさせたことだと言い

 

 

君彦はそういうことができる人物をひとりだけ知っている

 

 

その人はちょうど1年前に亡くなっている

 

 

渚が心臓移植を受けたのは…1年前

 

 

……おいおい、まさか。

 

この再会が偶然などと言う無責任な言葉では決して片付けられない、片付けてはいけないものであり、この再会は君彦にとって新たな始まりを迎えるものとなります。

 

 

 

そして助手として再び動き出した巻き込まれ体質の君彦の元へは、また新たな依頼が舞い込んできます。

それは国民的アイドルであったり、かつてシエスタの元で行動を共にした仲間であったり。

しかし味方でなく敵も引き寄せそれは《SPES》であったり

 

 

君彦視点で物語は進んでいきます。

章が終わるごとに渚視点(???視点)で語られる場面と、君彦とシエスタの過去話をはさんで、次の章にいきます。君彦とシエスタ3年間はそこで少しずつ明らかになります。ふたりの出会いのシーンもここでは軽く紹介しただけで、実際はもっと詳細に書いてあります。

 

 

偶然という言葉では表現できない出会いや再会は、やがて君彦をかつて彼女と一緒に世界中を駆け巡った時のような冒険へと誘っていくのです。

そして彼女が君彦たちに託した願いとは?

また、《SPES》が再び君彦たちを襲った理由は?

 

 

 

いやぁ駆け抜けるように読み終えました(╹◡╹)ハラハラドキドキで大満足の一冊でした。

ゆえにどこまで紹介すべきか悩みましたが裏表紙のあらすじとにらめっこしか結果、早めに切り上げることにしました。

あれ?早めに切り上げたはずが文字数多いなε-(´; )

 

 

ともあれ2巻も非常に楽しみです。

それでは*1..zzzZZ

*1: _ _