シエスタの死の真相が明らかに!?「探偵はもう、死んでいる。2」
こんにちは。
GYAOには追われなくなりましたが、今度はブルーレイレコーダーの残量に追われる毎日です。大量にアニメを録画したのが原因ですはい…
さて今日は宣言通り「探偵はもう、死んでいる。2」(MF文庫J)を投稿します。
帯を見た感じだと早くも人気が出ているようですね!
今回も初版はSS &書き下ろしイラスト付きのカバーですよ!猫耳メイド(^ω^)
そしてこの2巻、最後は鳥肌と感動が押し寄せてきます。めちゃくちゃ良かったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
斎川が主催のクルージングツアーでシージャックに遭遇し、《人造人間》カメレオンを倒した君塚君彦と夏凪渚。
かつて共に行動していたシャーロット・有坂・アンダーソンとも和解し、シエスタの遺志を引き継ぐことに。
それから数日後。4人はシエスタのお墓参りに向かう途中で、何者かに誘拐されて真っ暗な部屋で目を覚まします。ここから物語は始まります。すごいスタート(・・;)
今回は君彦とシエスタが上空1万メートルで出会った後、それからシエスタの死の真相について語られます。
シエスタはもういないし、一緒にいた君彦もシエスタの死の真相を覚えていないのに…他に知っている人物がいるのでしょうか???
いいえ、語るのはシエスタです。ビデオの中で。
「今、私のこの映像が流れているということは、この場に-君塚君彦、夏凪渚、斎川唯、シャーロット・有坂・アンダーソンの四人がいるということだね」
もちろんこれは録画映像です。しかしシエスタが死んだのは1年前…つまり彼女はこうなることを予言していたと言うことです(゚ω゚)
加えてシエスタは言います。
私はカメレオンに殺されていない、と。
「助手、君には思い出してほしい」
そして4人はシエスタと君彦の出会いのその後と、シエスタの死の真相を見届けることになります。
まずは4年前。君彦とシエスタが出会ったその後から。
ハイジャック事件から1週間後、私の助手にならないかと言うシエスタの誘いを断り続ける君彦。
彼は《巻き込まれ体質》ゆえに普通でいたいと願うのですが、全く気にせず勧誘するシエスタ。
それにすべてを見通した様子のシエスタは
「なにか、悩みがあるんでしょ?」
君彦が抱えるトラブルを解決する代わりに、彼に助手になってくれと。
君彦は今中学校で起きてるトラブルをシエスタに話します。
「うちの学校でトイレの花子さんが大量発生してるらしい」
?
花子さんに遭った生徒は花子さんになってしまうというものです(!?)
その真相を探るべく、ふたりは週末学園祭に行くことになります。
それから数日後。文化祭の日。
君彦は校門でシエスタを待っていたのですが…
シエスタはまさかの白のセーラー服で登場(かわいい)。制服で来た理由は
「だって、文化祭で制服デートって、楽しそうじゃない?」(挿絵付き)
これに対する君彦の答えは
「……そういえば助手になるのに契約書と買っているのか?」
おい!あんなに断ってたのに!!(笑)
てな訳で花子さんの真相を探るべくふたりは色々と見てまわります。模擬店でクレープ食べたり楽しい会話したr
いやまぁいいんですよ。読んでいて楽しいので。《SPES》の人造人間と戦っているだけではなかったと言うことですもんね。トータルで見ればラブコメってた方が遥かに少なそうですしね…
しかし食べ過ぎで腹痛になった君彦はトイレで腹痛と戦うはめに。加えて君彦が今いるトイレ…花子さんで噂になっている女子トイレなので
デデーン。君彦、アウトー。
と思いきや、文化祭期間中は男女兼用でスタッフ用に開放されているのでセーフε-(´∀`; )
そんな君彦が入っている個室に上から入ってくるシエスタ(!?)。そして便器の陰からポリ袋の切れ端を見つけます。
そして「静かに」とシエスタ。
コンコンコン
誰かがふたりがいる個室のドアを叩きました。
まさか花子さん?と恐る恐るドアを開けるとそこには
うさぎの着ぐるみがいました。
これはこれで怖いですが…今は文化祭。校内には多くの着ぐるみがビラ配り等しているので、なんら不思議ではありません。
しかし
「逃さないよ」
そう言ってシエスタは着ぐるみに銃を突き付けます。逃げる着ぐるみを追って彼女は言います。
「あのうさぎこそが、トイレの花子さんだよ」
え?えー!?
着ぐるみを追いかけるも校内には同じような着ぐるみがいて探すのに苦労します…が幸い挙動不審なため見分けはつきました。
ふたりの格好はバレているので、ふたりはコスプレして相手に気付かれず近づく作戦に行こうします。
その衣装というのが、君彦はタキシード。シエスタは純白のウェディングドレス(かわいい)。
シエスタのウェディングドレス姿は扉絵のカラーで存分に堪能できます(^ω^)
その姿でふたりは、「はい、チーズ」と写真をパシャリ。かなり楽しみながら着ぐるみを捕まえにいきました。
ふたりが追っていた着ぐるみは花子さんのうちのひとりで、トイレに落ちていたのはクスリの入っていた袋でした。この学校では覚醒剤に似たようなクスリが広まっていたようです。
摂取した生徒は強い副作用で学校を休んでいたと。
そしてこのクスリ。ある植物から出る花粉のようなものがベースで、その花には《SPES》が関わっているようなのです。
ここで改めて。シエスタは君彦に言います。
「君がその体質のせいで、どんな事件やトラブルに巻き込まれようと、私がこの身を挺して君を守ってあげる」
だから
「私の助手になってよ」
君彦は
「あー、うるせえ!分かったよ!望み通りお前の助手になってやる!」
「だから一生一緒にいてくれ!」
シエスタ「それってプロポー…」
君彦「前言撤回!」
…そして現在。
シエスタの死の真相にせまるビデオかと思いきや、シエスタと君彦が学園祭でラブコメってついでに学校内で噂されていた怪現象を解決☆
あれ?シエスタの死の真相は??
安心してください。この後の1年ちょっと前の映像から徐々に明らかになりますので!場所は変わってロンドンになります。
シエスタは4人にヒントを与えます。
「常に目の前の現象を疑うこと」
「じゃあ、いくよ」
「ここから先、私の死の真相を解き明かしてみてね」
今回はここまでです。
君彦のツッコミの言葉のチョイス。センスを感じます。お笑い第七世代か!…なんだよ第七世代って(´・_・`)
ロンドンでは人造人間を創り出す「親」が登場して、テロをし続ける《SPES》の本当の目的も明らかになります。
表紙の真ん中にいる赤髪の少女はロンドンで出会った少女です。
この過去編を読んで、作中でも言われてましたが…君塚はシエスタのこと好き過ぎることがよーくわかる2巻でした(笑)
次巻も楽しみです。
日に日に文章長くなってますが…それでは*1..zzzZZ
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