エーコと【トオル】と部活の時間。
こんばんは。
投稿しているラノベはいろいろなレーベルですが、私の部屋にあるのは圧倒的に電撃文庫が多いので、投稿を重ねるごとに段々と電撃文庫率が高くなると思います。
今日は「エーコと【トオル】と部活の時間。」(電撃文庫)です。
エーコ(高校2年生)は表紙の子でエーコというのは本名ではありません。A子からつけられたあだ名です。なぜこのような呼ばれ方をしているかというと…
彼女が過去に事件を起こしたからです。少年A的な
彼女が通う学校は生徒の部活動参加を強制しており、エーコは部員ゼロで廃部寸前の化学部への入部が決まります。
顧問の先生はエーコのクラスの副担任で化学の先生でもある雪村純白(ゆきむらましろ)です。とても美人。
さっそく部活動を開始するのですが…まずは部室に決まった第2理科準備室の掃除から始めます。掃除中に雪村先生が年季の入った人体模型を発見し、思い出に浸ります。
先生はこの学校の卒業生でした。先生はエーコに学校の七不思議のひとつに喋る人体模型があると興奮気味に話しかけるのですが…エーコは冷めてますねー
雪村先生が嫌いと言って突き放します。先生と仲良くなるなら人体模型と仲良くなったほうがマシだと。地の文も終始淡々としていて感情が全然表に出てきません、無関心。
翌日放課後…やはりというか当然?先生は部室にいません。そしてエーコがひとり静かな部室を満喫していると、ふと昨日先生に人体模型と仲良くなったほうがマシと言ったことを思い出します。
エーコ「いくらなんでもこれとはお友達になれないですよね。」
???「なに見てんだよ、おいっ」(ボイスチェンジャーを通したような声で)
わたし「え?えー!?」
人体模型が話しかけてきたよ!!しかも結構軽めのノリ(笑)
なんともシュールな…
その人体模型さんの名前はトオル。20代(本人曰く)。タイトルのトオルはエーコと仲のいい友達じゃなくて、人体模型のトオルだったんだー
エーコとしか話さないトオルとの奇妙な日々が始まったわけですが、エーコは相変わらず…自暴自棄と言うのでしょうか…とにかく自分にも周りにも一切関心がない子で、それが気に食わないと3年生に目をつけられます。生徒会長の水野透子にも(・_・;)
そんな中エーコに興味を持つ人もいます(事件関係なしに)。
それは放課後音楽室でこっそりピアノを弾いていた素草有紀(もとくさゆうき)でした。あ、男です。3年生。
その翌日。放課後再びエーコは素草に会い、素草から最近学校周辺で放火が多発していることを知ります。
そして素草はエーコにまた来ていいかと聞くのですが…やっぱり
エーコ「正気の沙汰ではありませんね」
ってちょっと言いすぎなんじゃ(;´∀`)
その後トオルにおちょくられエーコが適当に流しその日は終わります。
そのまた翌日。委員会(エーコは美化委員)があり、教室にはエーコを気に食わないと言った3年生のひとり金沢朱美がいました。目が合って金沢に舌打ちされるエーコでしたが、金沢のケータイに知らない人から電話がかかってきます。金沢が電話しながら教室の窓のカーテンを開けたその瞬間。
教室内に一瞬まぶしい光が当たり…
金沢朱美が燃えました。
その後何度かの事情聴取が行われ、当時一番近くにいたエーコが疑われます。
当然エーコが犯人ではありません。目が合っただけだし…
トオルの予想外の現実主義者ぶり(今回の事件を人体自然発火現象の表面フラッシュ現象によるものと仮設)に、燃えた原因を探ろうとふたりは行動を開始します。トオルは学校から動けませんが…
ふたりは真相にたどり着けるのでしょうか??
気付けば今までで一番長文にΣ(゚Д゚)
ぐんない(-_-)zzz