ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

冴えない彼女の育てかた

こんにちは。

 

昨日公開された劇場版冴えカノfine観たのですが、そういえば冴えカノってまだ投稿してなかったなと思いまして。

大変ありがたいことに劇場版はアニメ本編の続編で、しっかり完結してくれました!本当に良かったです。最高!

 

アニメも二期までしっかりやって今まさに映画公開中のラノベですが、まだ読んでいない人がいたらもったいない!と思います。

 

と言う訳(?)で今日は冴えない彼女の育てかたファンタジア文庫を紹介します。

略称は先ほどから発言していますが、冴えカノです。ちなみにエリオはずっと冴えヒロだと思っていたよ!恥ずかしいね!(*ノωノ)

 

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冴えない彼女の育てかた 著者:丸戸史明 イラスト:深崎暮人

 本編全13巻。FD全2巻。Girls Side全3巻。Memorial全1巻。あとドラゴンマガジン(2015年1月号)の付録でついてきたbeforeがあります。こうして書いてみると結構出てますね。

 

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ドラゴンマガジン2015年1月号ふろく① 冴えない彼女の育てかたbefore

 

高校生からなる同人サークルが女子高生をメインモデルのヒロインとしてギャルゲーを製作し、多くの経験を通して成長していく物語。ジャンルはブコメです。

と言ってもメインヒロインとラブコメるのはもう少し後なので、メインヒロイン育成コメディ(1,2巻裏に記載)というのが正しいのだと思います。

 

その証拠に表紙を見てください!エリオはいつも3冊くらい並べて写真撮るのですが、このラノベのメインヒロインが表紙に登場するのは7巻からです!え、どゆこと?

今回も前置きが長くなりましたが、少し内容にも触れたいと思います。

 

 

豊ヶ崎学園に通う2年生の安芸倫也は自他ともに認めるオタク男子。アニメやラノベやゲームに全力を注ぐ熱いやつです。消費型オタクで自分用以外に保存用と布教用と3冊買うオタクの鑑のような存在。あんたすごいよ…

 

●放課後の学校、教室。消費型オタクの倫也は自分たちで最高のギャルゲーをつくるべく、企画書をサークルメンバーに話しているところから始まります。

それを美術部のエースで金髪ツインテ同級生の澤村・スペンサー・英梨々(イラスト担当)、学業優秀な黒髪ロングの3年生霞ヶ丘詩羽(シナリオ担当)に熱く語りかけます。おっとあとは存在感がやや薄めの同級生加藤恵

倫也と英梨々、詩羽はそれぞれ以前から知っている仲で…それはここでは書きません。後々にしっかりと書かれますので。

 

恵以外はオタクで英梨々は柏木エリとして活躍する同人(18禁)イラストレーター。詩羽は霞詩子としてラノベを書いてる人気作家。ふたりはいつもバチバチしてます。仲がいいのか悪いのか…

じゃあ恵は?

 

このラノベのメインヒロインです!

 

恵は倫也にゲームのメインヒロインのモデルとして見出されました。きっかけは倫也が高校1年生の3月の終わり。場所は通称探偵坂。風で飛ばされた白いベレー帽を追いかけ、坂の上から帽子に声をかける恵の姿に、倫也が目を見張ったこと。倫也にとってそれは最高のシチュエーションだったのです。

その日倫也はこの出来事を文字に起こしプロットを書きます。

 

でもこの時まだ倫也はその少女が加藤恵だと気付いていません。彼女の方は気付いていたようですが…

 

それから新学期が始まり…って、久々読んだら倫也のオタク友達に上郷善彦ってやついましたね。ごめん!全然覚えていなかったよ~

 

気を取り直して、新学期が始まったとある放課後。善彦とギャルゲーの話をしていると、クラスメイトの女子が先生からの言付けを倫也に言ってきます。そして

 

「この前はありがとね」

 

と女子。???な倫也に、女子は続けて

 

「白いベレー帽拾ってくれたじゃん」

 

と。それでも覚えてねーと言う倫也。ですが、ひと月前の記憶がよみがえり、倫也はその女子を全力で呼び止めます。やっと気づいたか…しかし

 

倫也「加納恵だったっけ?」名前違うよぅ(・_・;)

 

そんな訳で再会(と言うかクラスメイトだから毎日会ってるよね?)を果たしたふたり。そのまま喫茶店へ行きます。自分を印象が薄い、地味だと言う恵に、そんなことない!と倫也。そしてたとえ話でギャルゲーの話を現実のことのように熱く語りだします…

どうやら地味も個性だと倫也は言いたかったようです。加えて恵に

 

キャラが死んでいるんだよ!

中途半端なんだよ!

だから全然目立たないんだよ!

 

ってただの悪口じゃん!!励ませよ!!

 

 

翌日。何事もなかったかのように恵にあいさつする倫也。そしてそれをなんだかんだで許してくれる恵。おや…恵ってちょろいnゲフンゲフン

 そして倫也は運命を感じた恵に、一緒にギャルゲーのヒロインを目指さないか?と言いますが、恵には倫也の言葉はあまり響いていないようで…交渉は失敗に終わります。

 

その翌日。恵は昨日の倫也の勧誘にあっさりと応じます。こうしてギャルゲー制作の第一歩を踏み出すのでした。

 

そして冒頭の●へ。この間にもいろいろありますが…文字数が最高記録を更新しそう、というかするので内容はここまでです。

 

キモオタっぷりをサークルメンバーに見せつける倫也ですが、それがゲーム制作において大きな武器になるのです。

 

ギャルゲー制作にあたって、イラストやシナリオ以外にも音楽担当の親戚無防備ヒロイン、氷堂美智留が登場します。他にも登場するキャラはいますが割愛させていただきます。

 

 

 

倫也とヒロインズとの会話はとてもおもしろく、倫也の全力ツッコミがいいです。英梨々のヘタレっぷりも詩羽の下ネタ好きな狙った会話も。

ゲーム作りをしていく中で様々な問題に直面し、それを何とか乗り越え成長していく彼ら。その中でも特に恵が常時フラット(冷静)な感じから、感情豊かでワガママなひとりの女の子になる姿、安芸くん加藤から、倫也くん恵と呼びある場面は…昨日映画を観て、やっぱ最高だなと再認識しました。なんだかなぁが可愛すぎますよ!

 

ラノベを読み進めていき、アニメを観たあなたは間違いなく加藤恵が一番の推しキャラになっていることでしょう。

読み進めていくたびに恵がもう可愛くて…確実に存在感が増し、全然冴えてなくなんかない。キュンキュンに冴えまくっている立派なメインヒロインになってくれて嬉しかったです。

 

そんなエリオは最初から恵大好きだったのだよ!どや…と言いたいところですが、はじめの方は完全に詩羽先輩大好きエリオでした。ですが徐々に恵好きに。

これは作者の丸戸さんやアニメ制作陣の術中にはまったのだと思います(笑)

というの(段々と恵好きが増えていく)を確か二期Blu-rayの最終巻の副音声で言っていたような…

 

笑って泣ける。そんな最高のラノベです。読んでいて自分が知っているゲームのネタが出てきたときは、なんだか嬉しくなります(*'▽')

 

大好きなラノベなのでいつもより1000文字くらい多くなりました(・_・;)本当は昨日更新するつもりでしたが、書いていたらあれも書きたいこれも書きたい状態になりまして。

紹介と言うか…自分の感想増し増しでお送りしましたm(__)m

 

それでは~ノシ