ラノベが読みたい!

好きなラノベを、メディアミックス関係なく。私が読んだラノベのあらすじをもう少し詳しく書いて紹介していきます。 積読消化に追われる毎日。仕事には全く追われていない。

放課後四重奏(ほうかごカルテット)

こんばんは。

秋通り過ぎでもう冬が来そうなくらいですよね。
 
 
今回は高木幸一さんのブコメ、「俺はまだ恋に落ちていない」に続きもう一作品ラブコメ投稿したいと思います。
 
「放課後四重奏」GA文庫です。全3巻。

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放課後四重奏 著者:高木幸一 イラスト:ぜろきち
 
私立緑育学院(りょくいくがくいん)に通う高校生、灰堂青(2年生)が、わたし達読者に語りかけるところから話が始まります。
 
11月下旬。夕方。場所は高校の屋上。そこで女子生徒が自殺しようとしている現場に遭遇したらどうするか、と問いかけてきます。
普通(?)なら話を聞くとか死ぬなー!とか、とにかく説得すると思いますが…
 
灰堂はどうしたと思います?
 
 
 
スルー。
 
完全にスルー。
灰堂「屋上に干した洗濯物しまわないとな…」
 
っておーい!そんな薄情な( ゚д゚)何も感じない…だと!?
この状況でスルー灰堂。なんとなくおわかりいただけたと思いますが…彼は人間が嫌いなのです。感情がないのかな(・・;)
 
それもありますが
 
 
屋  上  に  干  し  た  洗  濯  物
 
 
気になりますよね。実は彼、寮を出て現在旧校務員室に住んでいます。
灰堂は学校で暮らしているのです。電気ガス水道、シャワーにトイレも完備。
 
で、ホントは女子生徒(人体模型と一緒)をスルーしたかった灰堂ですが、シャツとズボンが彼女の元にあったため仕方なく声をかけます。すると
 
 
あー驚いた…。落ちちゃうかと思った
 
 
ってー死ぬ気ないよね?おまけに彼女が立っている場所の下にはプール。コンクリでも芝生でもなくプール。
そのことをズバリ指摘された女子生徒…
 
そして彼女は急に灰堂に質問します。どうやら恋愛関係で悩みがあったようです。が、
次の瞬間。
 
女子生徒は屋上から飛び降りました。
 
 
この光景に最初何も感じなかった灰堂でしたが、気が付けば彼女に飛びつき、一緒にプールへ。
なんとか水面から出た灰堂ですが、抱えていた彼女は気を失って…心肺停止していたのです!
 
時間の無駄か!と言いつつも灰堂は彼女に蘇生措置を続けました。
女子生徒は無事に息を吹き返し意識が戻りますが、今度は気絶。
このまま放置する訳にもいかないので、灰堂は彼女を自分が暮らしている校務員室へ運ぶのでした。
 
この間に灰堂はずっと考えていました。なぜ自分もプールに落ちたのか。彼女を助けようとしたのか。そんなはずはない、と。
 
灰堂はそれから2日間風邪で学校を休みます。そして3日目。登校した灰堂は担任の三枝先生から部活に入れと言われます。
 
今までのらりくらりと避けてきた部活…灰堂が学校で暮らすことに反対している先生もいて、賛成派も含め協調性が著しく欠けるのはよくないというのが理由です。
2年生の2学期の、それも終わり頃部活入るとか…
そんか危機的状況に追い込まれた灰堂。
 
そんな灰堂が苦し紛れに出した答えは、同好会をつくるというものでした。先生にそれっぽく熱く語り、SL会と言う同好会をつくります。
 
 
蒸気機関車の方ではないです!
Silent Loveの頭文字です。静かな愛…?
悩める生徒たちの相談を受けるカウンセリング的なことをする同好会(の体)です。
 
昼休み。早速灰堂は確保した活動場所である空き教室に向かいます。しかしそこには先客がいて…
 
 
まさかの一緒にプールへ落ちた女子生徒(また人体模型と一緒)でした。会話の練習してるぞ…!?しかも告白の!?!?
このまま謎の女子生徒だとアレなので…彼女の名前は菜花心月(なはなこつき)、1年生です。
 
ここからひとりで活動するつもりでいた灰堂の学院生活が少しずつ変わっていきます。この活動を通して彼は人間嫌いを克服でき、成長できるのでしょうか??
また、菜花以外にも主に3人の女子生徒が登場します。彼女たちもそれぞれ悩みを抱えていて…
 
ここまではラブコメ感がまだ足りませんが、読み進めればラブコメ感がしっかりと味わえると思います。うまく行かない不器用な少年少女たちにキュンキュンだよ〜!
 
 
と言う訳で、長くなりましたがこれにて。ぐんない(-_-)zzz
今週は冴えカノ映画(((o(*゚▽゚*)o)))
しかし来場者特典の小説7種類は…多すぎるよぅ