双界のアトモスフィア
こんばんは。
今って10月で合ってますか?暑すぎません??それはさておき
このラノベを投稿しようと思った理由がありまして…
普段ほぼほぼラノベしか読まないわたしなのですが、何を思ったか中国のSF小説「三体」を購入しまして、読むまでにかなり時間がかかったんですね
そして全3部という事実も知りました…
300ページくらいからページをめくる手が止まらなくなるくらい面白くなってきたんですよ(全430ページ程)。
で、そういえば…ラノベでもこんな感じのあったな
ってなりまして…でもラノベで300ページといえば物語も佳境ですよね(-_-;)
主人公が本領を発揮するのが300ページからなので、なかなかじれったい…でもせっかく思い出したので投稿したいと思います。
「双界のアトモスフィア」(富士見ファンタジア文庫)です。
学園アクションファンタジー。全3巻。完結は…していません。
そのなかなか本領発揮しない主人公が八劔姫也(やつるぎひめや)。どんな力かはもちろん秘密です。学園都市、国立京学園(みやこがくえん)に通う高校生。で、D.S.Tのメンバーでもあります。
D.S.T?これはDialogue and Strike Teamの頭文字をとったもので、活動内容は世界の平和。
…すみません、詳しく言うと
魔法(作中では術式と表記)による戦闘行為や犯罪行為を取り締まります。また、どちらの世界にも中立の立場でいます。
魔法?どちらの世界?
この世界はふたつ存在しています。わたしたちのような人間がいてメカや兵器がある化学世界(フィロソフィア)と、神や悪魔と呼ばれるものが存在し超自然現象(魔法)が存在する術式世界(テウルギア)です。前者は人が統治していますが、後者は人以外のものが統治している場合もあります。
そのふたつの世界が統合されてから50年後の日本の新東京都が舞台です。
どうして統合されたかは未だ謎のままです。
空にはいくつもの浮遊島が存在して、島自体がひとつの国です。
姫也は浮遊島出身で国名はヴァルハラ、竜の国です。姫也は術式世界出身ですが、魔法が使えず近接戦闘のみです。ヴァルハラは日本と提携国です。
そのヴァルハラとの交流式典まであと一週間というところから物語は始まります。
アクションファンタジーと冒頭で書きましたが、はじめの方は学園内での会話が多く、ラブコメのようなテンポの良さでキャラクター紹介(ほうき型の機械に乗り魔女のように戦うエーファ・ガードナー、機械人形の使い手ゼナイド・ムトニエ・ド・ロード、ウォーハンマー的な術式兵装を使う佐坂夕)をしていきます。
あとは中沢・アーデルハイト(アラサー独身女性教師)をからかって瞬殺されるとか…
瞬殺された結果、姫也は罰として市街地の巡回警護に向かいます。D.S.T隊員として活動中に新東京都内で戦闘による術式反応ありとの知らせを本部から受け、すぐに向かいます。
そのポイントに行くと、多数の術式を使い隠密行動中のフードを被った怪しい人物を発見します。その人物の術式を破り、法令違反だと警告する姫也でしたが…
「姫也?」
とまさかの自分の名前が
そしてフードを取ったその人物は姫也の幼なじみで、竜国ヴァルハラ皇女のアイリス・リンドヴルム(表紙の子)でした。
差し迫る交流式典の裏では何やら怪しげな組織が暗躍している模様で…
一国の皇女がなぜ単独で行動していたのか、そして無事に日本とヴァルハラの交流式典は開催されるのか、気になると思いますがここまでにしましょう。
あ、一番気になるのはやっぱり姫也の能力ですね!力を使うことにためらいがあるのは、過去になにかあったのか…
前置きが長くなってしまいましたが、今回はこれにて。ぐんない(-_-)zzz